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クリスマスを捨てた男

kage

2013/12/26 (Thu)

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遅れましたがメリークリスマスでした。

25日は外に出ると【眩しいッッ】クリスマスの雰囲気一色でケーキ屋さんはかなり忙しそうにしていました。

さて,人それぞれによって" サンタさん "が心の中から消える時期は違ってくるのだと思います。


今日はそんなことを考えていると,物語が浮かんできたので,

遅れてしまったクリスマス用の記事として綴りたいと思います。

今日の物語はフィッフィッフィ!フィクション!!(くしゃみ風)






■ クリスマスを捨てた男



" 寒い冬は嫌いだ。サンタが来る日以外はね "


大の冬嫌いである少年バズ=ライナーが1年で最も楽しみにしている行事がある。

それが" クリスマス "だ。

少年バズは毎年冬が来ると,寒い外に出ることはあまり無く,暖炉の前でクリスマスをひたすらと待った。

バズはクリスマス1ヶ月前程から誰よりも大きな靴下を用意してカレンダーにバツ印をつけて待っていたのだ。


そんな少年バズが大きな靴下を用意しなくなったのは丁度悩みが盛んになりだす小学生高学年になった頃だろうか。

バズは誰よりもクリスマスを親しみ,愛し,サンタを楽しみにしていたのにも関わらず,

今では靴下を用意して楽しみにサンタを待つどころか,クリスマスのことすらも頭に無い。


バズは否定されていた。


学校で誰よりもサンタを信じていたバズが仲間からいじめられていた時期があったのだ。

理由は些細なこと。


" サンタは実在し,サンタが親であることを認めなかったから "


「 俺の知るサンタは本物である!サンタは実在するのだ! 」


この一言が引き金だった。

聞こえ方によっては" おまえの家のサンタは偽物である! "という風にもとれる。

子供のいじめの切っ掛けというのは随分些細なことが多いのだ。


それを期に,バズは「 何がサンタだ! 」と,何もかも信じなくなってしまった。

バズの寒い冬が,更に寒くなっていった成長期まっさかり---------。


「 バズ!今年のクリスマスは,どんなものを願いごとするんだ? 」

「 は?いつまでそんなこと言ってんの?まさかサwンwタwが来るとでも?w 」

「 バズ…おまえ…変わったな。 」



こうしてバズの中で" サンタが本当は現実には存在しない "という常識的思考が確立していったのだった。



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--------時は経ち,バズは大人になった。

バズは今の今まで,否定され続けたものを全て頷いてきた。


" もうバカにされたくない "


それだけの想いが,バズの中で常識と現実を育て続けてきたのだ。

結果,バズの中でプライドが生まれた。

現実を否定する人を,否定するようになっていたのだ。



「 映画のロードガブザリング観た?あれ面白いよな!! 」

「 うんうん!ホント!続編も楽しみ! 」

「 う~ん、現実離れしてついていけんわww 」



こうして行くうちに,バズの友人は自然と離れて行き,社会に尽くしたのだった。

バズは深い海へ潜っていた。


現実に呑まれ,

常識に呑まれ,

社会に呑まれ,

プライドに呑まれていた。



そんなある日,バズは何年振りかに実家の暖炉の前の椅子に腰をかけていた。

バズは今では1人暮らしをしているため,実家に帰ったのは久々だったのだ。

すると,バズの親父ダニーがそっとバズに近寄り,声をかけた。


「 久々じゃないか。 」

「 ああ、親父、ただいま。 」


親父ダニーはホットコーヒーを片手に,バズにこう言った。

「 おまえは変わった。 」

「 ああ、よく言われるなw大人になったってことだw 」


親父ダニーは頬笑み,続けてこう言った。

「 現実に従うのは表だけでいいのだよ。心の中では,夢を見ろ。いや,見続けた方がいい! 」

「 夢見てどうすんの?w 」


親父ダニーはホットコーヒーを机に置き,手を後ろに組み,窓の外を見てバズに問いかけた。

「 バズ、夢の国のテーマパークが,ずっと潰れないのは…なぜだか分かるか? 」


バズは問いかけられた質問に対し,暖炉の火を見ながら考えた。



更に親父ダニーはバズにこう言った。

「 夢は" 支え "だ。支えは" エネルギー "だ。エネルギーは夢になる!

そして支えへ!だから、つぶれない。ずっとだ!

素晴らしい" ループ "を生んでいるのだ! 」





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----------------普段から夢を見れたらテーマパークに行かずとも,

素晴らしいエネルギーになるのだぞ!



バズはその日,夜遅くまで暖炉に座ったまま,今までを振り返り考えていたのだった。

そういえば親父ダニーは最後にこう言っていた。

「 サンタはおまえが信じないから消えたのだ!ハッハッハ! 」


丁度クリスマスは昨日で終わった。

だが,相も変わらず,家の暖炉の前では素敵なプレゼントばかりされる。

今日は" 夢 "をまたプレゼントされた気がした。


----------久々にいいかな?親父。遅れたけど、メリークリスマス。








こんにちわ。夢に溺れ過ぎているSR@管理人です。

今年のクリスマスは,身体が弱っていたため,これといって濃い思い出には出来ませんでしたが…。

そんなクリスマスも有りですよ。実際。


2013年独自のクリスマス。

それは2013年にしか体験できない唯一のクリスマスでした。


それでは,今日はあと何記事か綴りたいと思います。



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クリスマスお仕事の方も,お休みの方もお疲れ様でした。

年末年始は映画鑑賞も…有りですね。映画レビューしようかな?



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